報告書番号 | AA2013-3-2 |
---|---|
発生年月日 | 2012年07月05日 |
発生場所 | 成田国際空港の北約150km、高度約23,000ft |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
TURBULENCE ENCOUNTER |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式777-200型 |
登録記号 | N224UA |
運航者 | ユナイテッド航空 |
事故等種類 | 機体の動揺による客室乗務員の負傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2013年03月29日 |
概要 | ユナイテッド航空所属ボーイング式777-200型N224UAは、平成24年7月5日(木)12時55分、同社の定期890便として、仁川国際空港(韓国)を離陸し、成田国際空港に向け飛行中、14時18分ごろ、成田国際空港の北約150km、高度約23,000ftにおいて機体が動揺し、機体の最後部ギャレーで作業をしていた4名の客室乗務員は、突然の機体の動揺により、2回続けて、宙に浮いて、床に叩きつけられた。これにより、1名の客室乗務員が重傷、3名の客室乗務員が軽傷を負った。 同機には、機長ほか乗務員11名、乗客244名、計256名が搭乗していた。 機体の損壊はなかった。 |
原因 | 本事故は、同機の機体が大きく動揺したため、機体最後部にいた客室乗務員が重傷を負ったことによるものと推定される。 機体が大きく動揺したのは、同機が急激に発達した積乱雲を避けきれず、その一部に突入してし まったことによるものと考えられる。 客室乗務員が重傷を負ったのは、突然に機体が動揺したため、周りの固定物につかまることができなかったことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | 1名重傷(客室乗務員)、3名軽傷(客室乗務員) |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |