JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 AA2014-8-1
発生年月日 2012年03月31日
発生場所 東京国際空港滑走路34L上
航空機種類 飛行機
航空機区分 大型機
型式 ボーイング式777-200型
登録記号 JA701J
運航者 日本航空株式会社
事故等種類 着陸復行時のテールストライク(機体後部接触)による損傷
報告書(PDF) 公表説明資料
公表年月日 2014年12月18日
概要  日本航空株式会社所属ボーイング式777-200型JA701Jは、平成24年3月31日(土)、上海(虹橋)空港を離陸して飛行後、東京国際空港の滑走路34Lに進入し、16時08分ごろ、滑走路に接地した後に復行を行った際、機体後方下部が滑走路に接触し、機体を損傷した。その後、同機は16時35分、東京国際空港に着陸した。
 同機には、機長ほか乗務員11名及び乗客296名の計308名が搭乗していたが、死傷者はいなかった。
 同機は中破したが、火災は発生しなかった。
原因  本事故は、同機が接地後、機首を大きく上げた状態で滑走し続けたため、機体後部が滑走路に接触して損傷したものと推定される。
機首を大きく上げた状態で滑走し続けたことについては、接地後、機長が、復行の必要なバウンドをしていると感じてハードランディングを避けるため復行を決意し、その後、リバーススラスト・レバーが操作されていることに気付いた後においても復行を継続したことで、エンジン出力増加までに時間を要したこと及び操縦桿を引き続けたことによるものと考えられる。また、機長が副操縦士の操縦を補助していた状態で、テイクオーバーの宣言がなかったため、機長の意図が副操縦士に伝わらず、一時的にPF(主として操縦業務を担当する操縦士)とPM(主として操縦以外の業務を担当する操縦士)の役割分担が不明確な状態となり、PMの業務である飛行諸元のモニターが不十分になったことが関与した可能性が考えられる。
死傷者数 なし
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情報提供
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