報告書番号 | AA2013-7-1 |
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発生年月日 | 2012年02月05日 |
発生場所 | 仙台空港滑走路27上 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | エアバス・インダストリー式A320-200型 |
登録記号 | JA8384 |
運航者 | エアーニッポン株式会社 |
事故等種類 | テールストライク(機体後部接触)による損傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2013年09月27日 |
概要 | エアーニッポン株式会社所属エアバス・インダストリー式A320-200型JA8384は、運送の共同引受をしていた全日本空輸株式会社の定期731便として、平成24年2月5日(日)、大阪国際空港を離陸して飛行後、仙台空港の滑走路27に進入し、09時03分ごろ滑走路上で着陸の復行を行った際、機体後方下部が滑走路に接触し、機体が損傷した。その後、同機は09時27分ごろ仙台空港に着陸した。 同機には、機長ほか乗務員5名、乗客160名の計166名が搭乗していたが、負傷者はいなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が滑走路27に接地した後に着陸の復行を行った際、機首が急激に上昇したため、機体後方下部が滑走路に接触して損傷したものと推定される。 機首が急激に上昇したのは、衝撃が小さな接地であったため、機長が、主脚が接地したことを認識できないままサイドスティックを手前(機首上げ方向)に一杯引いた状態で復行を行い、その復行操作によりピッチング・モーメントの均衡が崩れ、主として昇降舵の機首上げ方向の大きな変位により大きな機首上げモーメントが生じたことによるものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
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