報告書番号 | AA2013-2-1 |
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発生年月日 | 2011年10月03日 |
発生場所 | 調布飛行場滑走路上 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | セスナ式TU206G型 |
登録記号 | JA3959 |
運航者 | 共立航空撮影株式会社 |
事故等種類 | 着陸時の前脚損傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2013年02月22日 |
概要 | 共立航空撮影株式会社所属セスナ式TU206G型JA3959は、平成23年10月3日(月)、航空写真撮影のため、調布飛行場を09時20分ごろ離陸し、10時08分ごろ調布飛行場に着陸した際に前脚を損傷し、滑走路を逸脱して停止した。 同機には、機長及びカメラマンの計2名が搭乗していたが、死傷者はいなかった。 同機は中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が最初の接地後にバウンドし、2回目の接地時に主脚より先に前脚が接地してポーポイズ状態となったため、前脚及び取付構造部等を損傷したものと推定される。 最初の接地でバウンドしたのは、同機の降下率があまり減少しないまま主脚が接地したことによる反発力と、同機の速度が十分減速されなかったために残った揚力が相乗したことによるものと考えられる。 ポーポイズ状態となったのは、高くバウンドした同機を再接地させるために機長が機首下げ操作を行ったことにより、主脚より先に前脚が接地したことによるものと推定される。また、再接地前にエンジン出力を増加させる操作が行われず、同機の降下率が減少しなかったことが前脚及び取付構造部の損傷に関与した可能性があるものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |