報告書番号 | AA2012-4-1 |
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発生年月日 | 2011年06月12日 |
発生場所 | 北海道石狩郡新篠津村 新篠津滑空場 |
航空機種類 | 滑空機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 滑空機 |
型式 | スポルタビア式SF25C型(動力滑空機、複座) |
登録記号 | JA2168 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | 着陸時機体損傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2012年04月27日 |
概要 | 個人所属スポルタビア式SF25C型JA2168は、平成23年6月12日(日)10時41分ごろ、慣熟飛行を終えて北海道石狩郡新篠津村新篠津滑空場に着陸した際、機体を損傷した。 同機には機長及び同乗者1名が搭乗していたが、機長が重傷を、同乗者が軽傷を負った。 同機は中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が、機首上げが不十分なまま滑走路上に激しく接地したため、乗員が負傷し、機体が損傷したものと推定される。 同機が、機首上げが不十分なまま滑走路上に激しく接地したことについては、大きな機首下げ角及び大きな降下率を修正するだけの十分な高度の余裕がなかったことによるものと考えられることに加え、気流の乱れを伴う下降気流が関与して舵の効きが悪くなった可能性が考えられる。 同機が大きな機首下げ角及び大きな降下率となったことについては、機長が、予定の進入経路より上方へ偏移したのを修正しようと急激にスポイラーを開いたことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | 1名重傷(機長)、1名軽傷(同乗者) |
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動画(WMV) |