報告書番号 | AA2012-7-2 |
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発生年月日 | 2011年01月03日 |
発生場所 | 熊本空港から北東約14kmの矢護山南南東斜面 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
CONTROLLED FLIGHT INTO OR TOWARD TERRAIN |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 死亡 |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | パイパー式PA-46-350P型 |
登録記号 | JA701M |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | 山腹への衝突 |
報告書(PDF) | 公表/説明資料 |
公表年月日 | 2012年09月28日 |
概要 | 個人所属パイパー式PA-46-350P型JA701Mは、平成23年1月3日(月)、レジャー飛行のため熊本空港を17時11分ごろ離陸し、北九州空港に向け飛行中に消息を絶ち、行方不明となった。同年1月4日(火)、同機は熊本空港から北東約14kmの矢護山南南東斜面に衝突しているのが発見された。 同機には、機長ほか同乗者1名が搭乗していたが、2名とも死亡した。 同機は大破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が有視界飛行方式で熊本空港から北九州空港へ向かう際、離陸後、山岳地帯に向かって低い上昇率のまま雲中飛行を行ったため、経路上の山腹に衝突し機体が大破し、機長及び同乗者が死亡したものと推定される。 同機が山岳地帯に向かって低い上昇率のまま雲中飛行を行ったことについては、機長が熊本空港周辺山岳地帯の地形を十分に把握していなかったこと等が関与した可能性が考えられるが、明確な理由は明らかにすることはできなかった。 |
死傷者数 | 2名死亡(機長及び同乗者) |
勧告・意見 | 勧告 |
情報提供 | |
動画(WMV) |