
| 報告書番号 | AA2012-6-1 |
|---|---|
| 発生年月日 | 2010年07月28日 |
| 発生場所 | 北海道松前郡福島町岩部岳東方の山中 |
| 航空機種類 | 飛行機 |
| 事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
CONTROLLED FLIGHT INTO OR TOWARD TERRAIN |
| 飛行の段階 (Phase of Flight) |
POST-IMPACT |
| 人の死傷 | 死亡 |
| 航空機区分 | 小型機 |
| 型式 | セスナ式TU206G型 |
| 登録記号 | JA3902 |
| 運航者 | 中日本航空株式会社 |
| 事故等種類 | 山の尾根への衝突 |
| 報告書(PDF) | 公表/説明資料 |
| 公表年月日 | 2012年07月27日 |
| 概要 | 中日本航空株式会社所属セスナ式TU206G型JA3902は、平成22年7月28日(水)、空輸のため、新潟空港を08時49分に離陸し、札幌飛行場へ向けて飛行していたが、到着予定時刻の12時49分を経過しても到着せず行方不明となった。その後の捜索の結果、同年7月30日(金)、北海道松前郡福島町岩部岳東方の山中において同機が墜落しているのが発見された。 同機には、機長のほか同乗者1名の計2名が搭乗していたが、2名とも死亡した。 同機は大破したが、火災は発生しなかった。 |
| 原因 | 本事故は、同機が札幌飛行場へ向けて有視界飛行方式による飛行中、渡島半島の山岳地帯上空において、機長が地表を引き続き視認することができなくなったため、同機が最低安全高度を維持できなくなり、尾根付近の立木に衝突して墜落し、機体が大破し、機長及び同乗者が死亡したものと考えられる。 機長が地表を引き続き視認することができなくなったことについては、機長が引き返す判断をする時機が遅過ぎたことによるものと考えられる。 |
| 死傷者数 | 2名死亡(機長及び同乗者) |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(WMV) |