報告書番号 | AA2011-3-2 |
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発生年月日 | 2009年10月28日 |
発生場所 | 大阪府関西国際空港滑走路06L上 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT ABRUPT MANEUVER |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | エアバス式A321-200型 |
登録記号 | HL7763 |
運航者 | アシアナ航空株式会社 |
事故等種類 | 着陸時機体損傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2011年03月25日 |
概要 | アシアナ航空株式会社所属エアバス式A321-200型HL7763は、平成21年10月28日(水)8時51分、同社の不定期1125便として金浦(きんぽ)国際空港(韓国)を離陸し、関西国際空港滑走路06Lへ着陸した際、機体後部が滑走路面に接触して損傷した。 同機には機長ほか乗務員8名、乗客138名の計147名が搭乗していたが、死傷者はいなかった。 同機は中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が関西国際空港に着陸の際、滑走路に接地後、ピッチ角が過大となったため、機体後部が滑走路と接触し、機体を損傷したものと推定される。 接地後にピッチ角が過大となったことについては、副操縦士が接地後もピッチアップ入力を継続したことによるものと推定される。 副操縦士が接地後も入力を継続したことについては、フレアー操作が不適切であったため降下率が十分減少しないまま滑走路に強く接地したことにより副操縦士がその衝撃に動揺したことが関与したものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |