報告書番号 | AA2011-4-2 |
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発生年月日 | 2009年08月10日 |
発生場所 | 東京都東京国際空港滑走路22上 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT ABRUPT MANEUVER |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式737-800型 |
登録記号 | JA56AN |
運航者 | エアーニッポン株式会社 |
事故等種類 | 着陸時機体損傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2011年04月22日 |
概要 | エアーニッポン株式会社が運航するボーイング式737-800型JA56ANは、平成21年8月10日(月)20時23分ごろ、運送の共同引受をしていた全日本空輸株式会社の定期298便として東京国際空港の滑走路22に着陸した際、滑走路に尾部が接触し、機体を損傷した。 同機には、機長ほか乗務員5名及び乗客147名、合計153名が搭乗していたが、死傷者はいなかった。 同機は中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、副操縦士の操縦により同機が滑走路に接地直後バウンドして再接地した際、大きな重力加速度で接地し主脚のストラットが圧縮されたことに加え機首上げが継続されたため、テールストライクが発生して機体後部を損傷させたことによるものと推定される。 再接地後も機首上げが継続されたことには、バウンド中に操縦桿が大きく引かれたこと及びスラストレバーがアイドルにされたためオートスピードブレーキが作動して機首上げモーメントが加わったことが関与したものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |