
| 報告書番号 | AA2010-8-1 | 
|---|---|
| 発生年月日 | 2009年08月09日 | 
| 発生場所 | 大阪府大阪市此花区 | 
| 航空機種類 | 回転翼機 | 
| 事故等種別の分類 (Occurrence Category)  | 
                            
                                ABNORMAL RUNWAY CONTACT | 
                        
| 飛行の段階 (Phase of Flight)  | 
                            
                                LANDING | 
                        
| 人の死傷 | |
| 航空機区分 | 回転翼航空機 | 
| 型式 | ロビンソン式R22Beta型 | 
| 登録記号 | JA100M | 
| 所属 | 個人 | 
| 事故等種類 | 着地機体損傷 | 
| 報告書(PDF) | 公表 | 
| 公表年月日 | 2010年08月27日 | 
| 概要 |  個人所属ロビンソン式R22Beta型JA100Mは、平成21年8月9日(日)、訓練のため舞洲(まいしま)へリポートを離陸し、大阪府大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)上空においてオートローテーション訓練中、13時27分ごろ、強く接地して左に横転し、機体が損傷した。 同機には機長のみが搭乗していたが、死傷はなかった。 同機は大破したが、火災は発生しなかった。  | 
                        
| 原因 |  本事故は、機長が、降下後ホバリングに移行するオートローテーションの訓練中、目標地点に到達する前に同機を強く接地させたため、同機が大破したことによるものと推定される。 機長が、目標地点に到達する前に同機を強く接地させたことについては、次のことが関与した可能性が考えられる。 (1)目標地点に正対したときには、高度が低くなっており、到達が困難な状況となっていたにもかかわらず、進入を継続する判断をしたこと。 (2)疲労の蓄積により、地表面の接近に対する認知及び対応に遅れが生じたこと。 (3)目標地点に集中するあまり、周辺に対する注意力が散漫となり、地表面との距離感を失ったこと。  | 
                        
| 死傷者数 | なし | 
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(WMV) |