報告書番号 | AI2010-5-1 |
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発生年月日 | 2009年07月23日 |
発生場所 | 大阪府大阪国際空港滑走路32R最終進入経路上、進入端から約1nmの市街地上空 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
RUNWAY INCURSION |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
APPROACH |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ダグラス式DC-9-81型((株)ジャルエクスプレス)、ボンバルディア式DHC-8-402型(日本エアコミューター(株)) |
登録記号 | JA8499-JA844C |
運航者 | 株式会社ジャルエクスプレス、日本エアコミューター株式会社 |
事故等種類 | 使用中滑走路誤進入 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2010年07月30日 |
概要 | 株式会社ジャルエクスプレス所属ダグラス式DC-9-81型JA8499は、平成21年7月23日(木)09時09分、同社の定期2200便として大阪国際空港滑走路32Lへ着陸し、駐機場に向かっていた。 一方、日本エアコミューター株式会社所属ボンバルディア式DHC-8-402型JA844Cは、同社の定期2400便として、同時刻ごろ着陸許可を受けて大阪国際空港の滑走路32Rへ進入中であった。 JA844Cは、JA8499が滑走路32R内に進入したため、09時11分ごろ管制官の指示により復行した。 JA8499には機長ほか乗務員5名、乗客68名の計74名が、JA844Cには機長ほか乗務員3名、乗客48名の計52名が搭乗していたが、両機ともに死傷者はなく、航空機の損壊もなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、A機の運航乗務員が、管制官からの滑走路手前での待機指示を聞き間違えて滑走路横断という誤った復唱を行い、管制官も復唱の誤りに気付かず、同機がそのまま滑走路に進入したため、既に着陸許可を受けていたB機が同じ滑走路に着陸を試みる状況となったことにより発生したものと推定される。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |