報告書番号 | AI2010-1-3 |
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発生年月日 | 2009年05月26日 |
発生場所 | 福岡県大牟田市付近上空 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | セスナ式172P型 |
登録記号 | JA3922 |
運航者 | エス・ジー・シー佐賀航空株式会社 |
事故等種類 | 機材故障 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2010年01月29日 |
概要 | 本件は、航空法施行規則第166条の4第7号に規定された「飛行中における発動機の継続的な停止」に該当し、航空重大インシデントとして取り扱われることとなったものである。 エス・ジー・シー佐賀航空株式会社所属セスナ式172P型JA3922は、平成21年5月26日(火)、社内試験飛行のため、12時00分ごろ佐賀空港を離陸した。その後、12時14分ごろ福岡県大牟田市付近上空高度約5,000ftにおいてエンジンが停止したため、福岡県みやま市の造成地の作業用道路に不時着した。 同機には、機長と同乗者の2名が搭乗していたが、負傷者はいなかった。また、機体の損壊はなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、同機のキャブレターのアイドル調整ねじが脱落したため、機長がスロットルをアイドルにした際に、必要な量の燃料を吸い込めなくなり、エンジンが停止したものと推定される。 アイドル調整ねじが脱落したことについては、その理由を明らかにすることはできなかった。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
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