報告書番号 | AI2010-6-1 |
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発生年月日 | 2009年03月25日 |
発生場所 | 種子島空港の北北西約6km付近上空 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボンバルディア式DHC-8-402型 |
登録記号 | JA847C |
運航者 | 日本エアコミューター株式会社 |
事故等種類 | 機材故障 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2010年08月27日 |
概要 | 日本エアコミューター株式会社所属ボンバルディア式DHC-8-402型JA847Cは、平成21年3月25日(水)、同社の定期3760便として、9時33分に種子島空港を離陸した。同機は、鹿児島空港へ向け離陸上昇中、9時34分ごろ、種子島空港の北北西約6km付近上空高度約3,800ftにおいて、第1エンジンからの異音とともに当該エンジンに不具合が発生したことを示す計器表示があったため、当該エンジンを停止後、鹿児島ターミナル管制所に緊急着陸を要求し、10時26分鹿児島空港に着陸した。 同機には、機長ほか副操縦士1名及び客室乗務員2名、乗客38名、計42名が搭乗していたが、負傷者はなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、同機が離陸上昇中、No.1発動機のRGBヘリカル・インプット・ギアシャフトが疲労破断したため、脱落し、破断片が飛散したことにより、発動機ケースの破損、後段のHPTのブレード並びにLPT及びPTのブレード及びベーンが破壊され、発動機が破損したことによるものと推定される。# RGBヘリカル・インプット・ギアシャフトが疲労破断したことについては、ヘリカル・ギア部材中の不純物を起点として疲労き裂が生成され、繰り返し応力によって破断に至ったものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |