報告書番号 | AA2010-7-1 |
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発生年月日 | 2009年03月05日 |
発生場所 | 新潟県新潟空港の南東約21㎞上空 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABRUPT MANEUVER |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
APPROACH |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式777-200型 |
登録記号 | FGSPD |
運航者 | エールフランス航空 |
事故等種類 | 機体動揺負傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2010年07月30日 |
概要 | エールフランス航空276便としてパリのシャルル・ド・ゴール国際空港を離陸した同社所属ボーイング式777-200型FGSPDは、成田国際空港へ向けて降下中、平成21年3月5日(木)、08時19分ごろ、新潟空港の南東約21㎞、高度約30,600ftにおいて機体が動揺し、後部ギャレーの客室乗務員2名が重傷を負った。 同機には、機長ほか乗務員15名、乗客261名の計277名が搭乗していた。 機体に損傷はなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が成田国際空港に向けて降下中に突然機体が大きく動揺したため、機体後部にいた客室乗務員の身体が宙に浮いて床に落下し、2名が重傷を負ったものと推定される。 機体が大きく動揺したことについては、FOが対気速度の増加を抑えるため瞬間的に操縦桿を引いたことにより発生した可能性が考えられる。また、同機がジェット気流の強風軸近傍を飛行していたことが機体の動揺に関与した可能性が考えられる。 |
死傷者数 | 2名重傷(客室乗務員) |
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情報提供 | |
動画(WMV) |