JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 AA2005-5-5
発生年月日 2004年09月23日
発生場所 高知県高知空港の南約40nmの海上上空
航空機種類 飛行機
事故等種別の分類
(Occurrence Category)
TURBULENCE ENCOUNTER
飛行の段階
(Phase of Flight)
EN ROUTE
人の死傷 負傷
航空機区分 大型機
型式 ダグラス式MD-90-30型
登録記号 JA002D
運航者 日本航空ジャパン
事故等種類
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2005年09月30日
概要  株式会社日本航空ジャパン所属ダグラス式MD-90-30型JA002Dは、平成16年9月23日(木)、同社の定期2408便として、大阪国際空港へ向けて14時36分に鹿児島空港を離陸した。
 同機は、大阪国際空港へ進入のため降下中、15時05分ごろ、高知空港の南約40nm、高度21,000ft付近において、機体が急激に動揺し、その際、乗客1名(幼児)が重傷、2名が軽傷を負った。
 同機には、機長ほか乗務員5名及び乗客174名(うち幼児8名を含む)計180名が搭乗していた。
原因 本事故は、同機が空港へ向けて進入のため降下中タービュランスに遭遇し、機体が激しく動揺したため、通路で乗客に対し飲物のサービスに使用していたカート上のコーヒー・ポットが横転し、乗客に熱いコーヒーが掛かり、乗客(幼児)1名が重傷、乗客1名が軽傷及び乗客に配られたコーヒー・カップの熱いコーヒーが掛かり、乗客1名が軽傷を負ったことによるものと推定される。
 なお、同機がタービュランスに遭遇し、機体が激しく動揺したことについては、運航乗務員が機上気象レーダーの運用を適切に行い得なかったため、未然に積乱雲を回避できなかったことが関与したと考えられる。
死傷者数
勧告・意見
情報提供
動画(WMV)
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