報告書番号 | 2002-9 |
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発生年月日 | 2002年01月04日 |
発生場所 | 熊本県球磨郡球磨村 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
CONTROLLED FLIGHT INTO OR TOWARD TERRAIN |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 死亡:負傷 |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | セスナ式172P型 |
登録記号 | JA4080 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2002年11月29日 |
概要 | 個人所属セスナ式172P型JA4080は、平成14年1月4日(金)、レジャー飛行のため、有視界飛行方式により18時40分鹿児島空港を離陸し、熊本空港へ向け飛行中、19時10分ごろ熊本県球磨郡球磨村の秋払山(標高928m)の西側中腹斜面杉林に墜落した。 同機には、機長ほか同乗者3名計4名が搭乗していたが、機長及び同乗者1名計2名が死亡し、同乗者2名が重傷を負った。 同機は大破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、夜間飛行に不慣れな機長が、有視界飛行により夜間山岳地帯を飛行中、機位を喪失し、空間識失調に陥ったため、飛行姿勢の把握・維持が適切にできずに失速し、山林に墜落したことによるものと推定される。 なお、本事故には、出発時の気象情報の確認を行わなかったこと、及び夜間飛行における経路上の地上灯火の視認の可能性、本人の夜間飛行に関する知識・経験等に照らし、夜間飛行の実施の可能性に関する判断が不適切であったこと、並びに車載用GPSに依存して飛行することを前提に飛行の判断を行ったことが関与したものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |