報告書番号 | 99-3 |
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発生年月日 | 1998年11月28日 |
発生場所 | 東京都三宅島空港の東南東約1kmの海上 |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABRUPT MANEUVER CONTROLLED FLIGHT INTO OR TOWARD TERRAIN |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
INITIAL CLIMB |
人の死傷 | |
航空機区分 | 小型機 |
型式 | パイパーPA-28-161 |
登録記号 | JA3940 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1999年05月28日 |
概要 | 個人所属パイパー式PA-28-161型JA3940は、平成10年11月28日、慣熟飛行のため本田エアポートを離陸し、三宅島空港に着陸しようとした際、強い横風により急激に滑走路外へ押し流され、着陸を中止して上昇したが、高度を獲得できないまま、09時42分ごろ、付近の海上に墜落した。 同機には、機長ほか同乗者1名計2名が搭乗していたが、死傷者はいなかった。 同機は水没し、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が、強い横風下で三宅島空港に着陸中、墜落の危険を感じて着陸復行したが、強風の中で背風で飛行し、低空で旋回したため、高度が低下し、墜落したことによるものと推定される。 このことについては、機長の同空港における強風の与える影響に関する認識が十分でなかったことが関与したものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |