報告書番号 | MA2016-7 |
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発生年月日 | 2014年12月24日 |
事故等種類 | 転覆 |
事故等名 | 漁船第一源福丸転覆 |
発生場所 | 島根県浜田市浜田港西北西方沖 浜田港西防波堤灯台から真方位290°26.4海里付近 |
管轄部署 | 事務局 |
人の死傷 | 死亡 |
船舶種類 | 漁船 |
総トン数 | 100~200t未満 |
報告書(PDF) | 公表/参考資料 |
公表年月日 | 2016年07月28日 |
概要 | 漁船第一源福丸は、船長、漁労長ほか18人が乗り組み、島根県浜田市浜田港の西北西方沖で揚網作業中、平成26年12月24日04時30分ごろ、転覆し、沈没した。 乗組員20人のうち4人が死亡し、1人が行方不明となり、後日、死亡認定された。 |
原因 | 本事故は、夜間、浜田港西北西方沖において、波高約2.0~2.5mの状況下、本船が左舷側を17号にロープで引かれながら、まき網漁の横揚げ作業中、復原性が低下した状態となるとともに傾斜外力が働いたため、右傾斜が増大して転覆したことにより発生したものと考えられる。 復原性が低下した状態となるとともに傾斜外力が働いたのは、次のことによるものと考えられる。 (1) さば群の一斉降下が発生して右舷側が下方に引かれたこと。 (2) 海水が上甲板上に打ち込んで滞留したこと。 (3) 左舷バラストタンクに注水されていなかったこと。 |
死傷者数 | 死亡:甲板長、甲板員、漁労長、機関長及び機関員 |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(MP4) | |
備考 | 関係団体等への周知協力依頼 |
本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。
本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。
報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。