報告書番号 | AI2018-1-1 |
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発生年月日 | 2016年12月22日 |
発生場所 | 東京国際空港の東約9㎞、高度約480ft |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
RUNWAY INCURSION NAVIGATION ERRORS |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
APPROACH |
人の死傷 | |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | エアバス式A320-214型 |
登録記号 | JA811P |
運航者 | ピーチアビエーション株式会社 (法人番号 7120101047384) |
事故等種類 | 閉鎖中の滑走路への着陸の試み |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2018年02月22日 |
概要 | ピーチアビエーション株式会社所属エアバス式A320-214型JA811Pは、平成28年12月22日(木)、同社の定期1028便として、東京国際空港滑走路16Lへの進入中の00時39分、閉鎖中であった滑走路23へ向けて誤って進入しようとした。これに気付いた航空管制官は、同空港から約9㎞東の地点で、同機に復行を指示した。同機は、その後レーダー誘導されて、視認進入により、00時55分に滑走路16Lに着陸した。 同機には、機長ほか乗務員5名及び乗客158名の計164名が搭乗していたが、負傷者はなく、機体に損傷はなかった。 |
原因 | 本重大インシデントは、東京国際空港滑走路16Lに着陸するため、VOR A進入中であった同機が、閉鎖中であった滑走路23に向けて誤って進入しようとしたため発生したものと考えられる。 同機が閉鎖中の滑走路23に誤って進入しようとしたことについては、機長及び副操縦士がVOR A進入の事前準備が不十分であったこと、及び機長及び副操縦士が着陸滑走路の変更指示をスレットとして認識できず、ワークロードマネージメント、適切なモニター及び助言を行えなかったことによるものと考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |