報告書番号 | AA2006-4-2 |
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発生年月日 | 2005年09月27日 |
発生場所 | 秋田県大仙市 |
航空機種類 | 回転翼機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
LANDING UNCONTROLLED DESCENT |
人の死傷 | 死亡 |
航空機区分 | 回転翼航空機 |
型式 | ヒューズ式269C型 |
登録記号 | JA7670 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | 機材故障 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2006年09月29日 |
概要 | 個人所属ヒューズ式269C型JA7670は、平成17年9月27日(火)、訓練飛行のため、訓練生が左席に、教官である機長が右席に着座して、埼玉県加須場外離着陸場から山形空港を経由して秋田県大仙市のミウラ大曲場外離着陸場へ向けて飛行中、17時36分ごろ、ミウラ大曲場外離着陸場上空を通過後、急激に高度が下がり農道に墜落した。 同機には、機長及び訓練生1名計2名が搭乗していたが、2名とも死亡した。 同機は大破し、火災が発生した。 |
原因 | 本事故は、同機が着陸進入中にエンジンが停止し、オートローテーションによる不時着操作ができず、農道に墜落したため、火災が発生し、機体を焼失するとともに機長及び訓練生が死亡したことによるものと推定される。 なお、本事故の発生については、次のことが関与したものと考えられる。 (1) エンジン停止後、オートローテーション操作ができなかったのは、エンジン停止時の飛行高度 と速度の組み合わせが、制限高度-速度包囲線図の禁止エリアに入っていたこと (2) 着陸進入中にエンジンが破損し停止したのは、№1コネクティング・ロッドのキャップが破断し たことに起因すること。なお、破断の原因については、明らかにすることはできなかった。 |
死傷者数 | |
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