報告書番号 | AA2007-1-2 |
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発生年月日 | 2004年09月14日 |
発生場所 | 神奈川県綾瀬市厚木飛行場 |
航空機種類 | 回転翼機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) LOSS OF CONTROL-INFLIGHT SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 回転翼航空機 |
型式 | マクドネル・ダグラス式MD900型 |
登録記号 | JA6757 |
運航者 | 朝日航洋株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2007年01月26日 |
概要 | 朝日航洋株式会社所属マクドネル・ダグラス式MD900型JA6757は、平成16年9月14日(火)、移動のため、東京ヘリポートへ向け飛行中、10時07分ごろ、藤沢上空でペダルによる方向の操縦ができなくなり、その後№2エンジンが停止したため、11時21分ごろ、神奈川県綾瀬市厚木飛行場に不時着を試みたが、同飛行場内の西側エプロン上に落着した。 同機には、機長ほか整備士1名計2名が搭乗していたが、2名とも軽傷を負った。 同機は大破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が飛行中にファン・アッセンブリーのTTストラップの1本が破断したことを発端としてペダルによる方向の操縦ができなくなり、不時着する際操縦が困難となったため、制御できない旋転に陥って落着し、機体が大破したことによるものと推定される。 事故の発端となったTTストラップが破断したことについては、TTストラップに働くねじり荷重と引張り荷重により、スプール・フランジの外縁と繊維が接する位置に、設計時には想定していなかった大きさの圧縮及びせん断ひずみが繰り返し発生したため、これらにより複合材がこの部分から疲労して、強度不足に至ったことによるものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
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