JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2012-2
発生年月日 2010年07月24日
事故等種類 衝突(単)
事故等名 モーターボートCapricorn衝突(防波堤)
発生場所 兵庫県姫路市姫路港飾磨第1区 姫路市所在の飾磨東防波堤灯台から真方位060°240m付近
管轄部署 事務局
人の死傷 負傷
船舶種類 プレジャーボート
総トン数 5t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2012年02月24日
概要  モーターボートCapricornは、船長及び同乗者2人が乗船し、姫路港飾磨第1区で行われた花火大会の見物を終え、同区内を航行中、平成22年7月24日(土)21時01分ごろ、飾磨東防波堤に衝突した。
 Capricornは、船長が負傷し、船首部を圧壊した。
原因  本事故は、夜間、本船が、姫路港飾磨第1区において、飾磨東防波堤灯台北方沖を神戸市のマリーナに向けて帰航中、港口に向かう針路に定針する際、船長が、船位の確認を行わなかったため、東防波堤に向首する針路になったことに気付かずに航行し、東防波堤に衝突したことにより発生したものと考えられる。
 船長が、船位の確認を行わなかったのは、港口は1つしかなく、南進していればいずれ東防波堤に気付くので、それから港口に向けて変針すればよいものと思っていたことによるものと考えられる。
死傷者数 負傷:1人(船長)
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。