報告書番号 | 91-1-6 |
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発生年月日 | 1990年06月07日 |
発生場所 | 広島県山県郡豊平町 |
航空機種類 | |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
LOSS OF CONTROL-INFLIGHT FIRE/SMOKE (POST-IMPACT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
UNCONTROLLED DESCENT POST-IMPACT |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 回転翼機 |
型式 | ベル 222B |
登録記号 | JA9687 |
運航者 | ロイヤル航空株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1991年03月22日 |
概要 | ロイヤル航空株式会社所属ベル式222B型JA9687(回転翼航空機)は、平成2年6月7日、12時55分ごろ広島県山県郡豊平町の場外離着陸場においてオートロテイション訓練中、墜落した。 同機には、機長及び訓練中の操縦士が搭乗していたが、機長は軽傷、操縦士は重傷を負った。 同機は、大破し、エンジン部に火災が発生した。 |
原因 | 本事故は、同機がオートロテイション訓練中にメイン・ロータ回転数が低下し、その回復操作を行っているときに、No.2エンジン・アウトの警報灯が点灯したため、片発によりオートロテイション状態をリカバリーして復行しようとした際、高度に余裕がなかったことからメイン・ロータ回転数が低下している状態で、コレクティブ・ピッチ・レバーを上げることとなり、メイン・ロータ回転数が大きく低下したことによるものと推定される。 No.2エンジン・アウトの警報灯が点灯したことについては、同エンジンのNo.2及びNo.3ベアリングが損傷し、ガス・ジェネレータ・タービン・ロータ及びパワー・タービン・ロータが、周辺部に接触して回転が低下したことによるものと推定される。 なお、No.2及びNo.3ベアリングの損傷の原因を明らかにすることはできなかった。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |