概要
| 報告書番号 | 90-3-7 |
|---|---|
| 発生年月日 | 1988年10月12日 |
| 発生場所 | 島根県瑞穂ハイランドスキー場 |
| 航空機種類 | |
| 事故等種別の分類 （Occurrence Category） |
EXTERNAL LOAD RELATED OCCURRENCES |
| 飛行の段階 （Phase of Flight） |
MANEUVERING |
| 人の死傷 | 負傷 |
| 航空機区分 | 回転翼機 |
| 型式 | ベル 212 |
| 登録記号 | JA9537 |
| 運航者 | 朝日航洋株式会社 |
| 事故等種類 | |
| 報告書（PDF） | 公表 |
| 公表年月日 | 1990年06月29日 |
| 概要 | 朝日航洋株式会社所属ベル式212型JA9537(回転翼航空機)は、昭和63年10月12日、島根県邑智郡瑞穂町の瑞穂ハイランド・スキー場のリフト支柱建設現場上空でバケットを吊り下げてホバリング中、メイン・ロータの回転数が低下し、その場を離脱しようとした際、バケットが建設現場の土手にひっかかり、10時02分ごろ同所付近に墜落した。 同機には物資輸送実地研修中の機長とその指導員が搭乗していたが、機長が重傷を指導員が軽傷を負った。同機は大破したが、火災は発生しなかった。 |
| 原因 | 本事故の原因は、同機がバケットを吊り下げてホバリング中、出力がオーバ・トルク状態になってトルク・リミッタが作動したことにより、メイン・ロータ回転数が低下し、警報機の作動でこれに気付いた機長が地上作業員の安全性等を考慮して、同機をホバリングしていた場所から離脱させようとした際、バケットが穴の縁にひっかかったことによるものと推定される。 |
| 死傷者数 | |
| 勧告・意見 | |
| 情報提供 | |
| 動画(WMV) |
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