報告書番号 | 58-1 |
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発生年月日 | 1980年12月22日 |
発生場所 | 鳥取県日野郡江府町 |
航空機種類 | |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | |
航空機区分 | 回転翼機 |
型式 | ベル 206L-1 |
登録記号 | JA9233 |
運航者 | 大阪エアウェイズ株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1983年02月07日 |
概要 | 大阪エアウエーズ株式会社所属ベル式206L-1型JA9233は、昭和55年12月22日、報道取材のため八尾空港から美保飛行場へ向けて飛行中、エンジンが停止し、10時25分ごろ鳥取県日野郡江府町美用の積雪した水田に不時着した。 同機には、機長、整備士のほか同乗者3名計5名が搭乗していたが死傷者はなかった。 同機は、大破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、エンジン停止による不時着の際、ダウン・ウオシュにより舞い上げられた雪のため視界がさまたげられて、段差のついた2つの水田の境界線上に落着したものと推定される。 なお、エンジン停止後は、G.T.P・ベアリング・サポート・オイル・サンプル部にある"U"リング・ガスケットのシーリング機能の低下が原因でG.P.第1段タービン・ホイール後面のコンバートメントに漏洩流出したオイル・ミストの燃焼により、G.P.第1段タービン・ホイールのリム部が高温となり、同ホイールが破断分離し、エンジン外に飛散したことによるものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |