報告書番号 | 55-2 |
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発生年月日 | 1979年03月16日 |
発生場所 | 千葉県木更津市 |
航空機種類 | |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
COLLISION WITH OBSTACLE(S) DURING TAKEOFF AND LANDING TURBULENCE ENCOUNTER |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
MANEUVERING POST-IMPACT |
人の死傷 | 死亡:負傷 |
航空機区分 | 回転翼機 |
型式 | アエロスパシアル SA341G |
登録記号 | JA9153 |
運航者 | 株式会社ソニーファイナンスインターナショナル |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1980年03月14日 |
概要 | 株式会社ソニーファイナンスインターナショナル所属アエロスパシアル式SA341G型JA9153は、昭和54年3月16日、工場視察のため、機長外3名が搭乗し、08時45分ごろ千葉県木更津市高柳4196番地の電機会社の工場内空地(以下「着陸予定地」という。)へ着陸の際、墜落して大破し、エンジン部に火災が発生した。 本事故により、同乗の1名が重傷を負い、また、救難のため同機に接近した人員のうち1名が死亡し、1名が重傷、2名が軽傷を負った。 |
原因 | 本事故は、同機が着陸接地の直前、風の影響を受け、姿勢不安定となり、機長の修正操作に適切を欠いたため、機体が流され、メインロータブレードの先端がフェンスに接触後機体後部に接触して左右方向の操縦系統に不具合を生じ、その後の回復操作によって発生した左への回頭を修正できないままテールブーム後部がフェンスに激突し、操縦不能となり墜落したことによるものと推定され、また、救難のため同機に接近していた4名が死傷したのは、墜落停止後のメインロータブレードが突然再回転し、これに接触したことによる。 なお、着陸の際、同機が姿勢不安定となったこと及びフェンスに接触したことは、着陸予定地の立地条件が関与しているものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |