報告書番号 | 55-4 |
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発生年月日 | 1978年11月01日 |
発生場所 | 愛知県南設楽郡鳳来町 |
航空機種類 | |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
TAXI |
人の死傷 | |
航空機区分 | 回転翼機 |
型式 | 富士ベル 204B-2 |
登録記号 | JA9172 |
運航者 | 中日本航空株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1980年07月23日 |
概要 | 中日本航空株式会社所属富士ベル式204B-2型JA9172は、昭和53年11月1日16時25分ごろ、機長及び整備士1名が搭乗し、資材等の運搬作業を実施後、愛知県南設楽郡鳳来町大字玖老勢場外離着陸場(以下「玖老勢ヘリポート」という。)に着陸した後、エンジン停止前の冷機運転を実施中、異音の発生とともに機首が右にふられ、機体は中破したが、火災は発生しなかった。 本事故による人員の死傷はなかった。 |
原因 | 本事故は、同機の着陸後の冷機運転中、フリーホイールクラッチに逆滑りが発生し、NRがN2よりも低くなった状態となり、その後同クラッチが再度急激にかみ合い、その際に生じた衝撃トルクによりテールロータドライブシャフト及びメインロータマスト並びにその駆動系統が損傷したことによるものと推定される。 なお、同クラッチに逆滑りが発生した具体的な要因については明確にすることはできなかった。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |