報告書番号 | AA2014-3-2 |
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発生年月日 | 2013年12月31日 |
発生場所 | 沖縄県名護市古宇利大橋付近海上 |
航空機種類 | 回転翼機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
LOW ALTITUDE OPERATIONS |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
MANEUVERING |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 回転翼航空機 |
型式 | ロビンソン式R44Ⅱ型 |
登録記号 | JA106Y |
運航者 | アイラス航空株式会社 |
事故等種類 | 海面への衝突 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2014年06月27日 |
概要 | アイラス航空株式会社所属ロビンソン式R44Ⅱ型JA106Yは、平成25年12月31日(火)、沖縄県今帰仁村古宇利島所在の古宇利島場外離着陸場を発着する遊覧飛行を行っていたが、15時48分ごろ、沖縄県名護市古宇利大橋付近において海面に衝突した。 |
原因 | 本事故は、遊覧飛行中の同機が過大な速度及び降下率で海面近くまで降下したため、穏やかで透明度の高い海面上における高度判断を誤り、降下から上昇へ移行する時機が遅れ、海面に突入し機体を損傷させたことによるものと推定される。 同機が過大な速度及び降下率で海面近くまで降下したのは、同社に詳細な飛行要領を定めた標準作業手順書が用意されておらず飛行要領がそのときどきの機長の判断に委ねられていたこと及び機長が遵守すべき法令や規則を守ろうとせず安全への配慮を著しく欠いていたことによるものと推定される。 |
死傷者数 | 3名負傷(機長及び乗客2名) |
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