報告書番号 | 54-3-2 |
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発生年月日 | 1978年07月27日 |
発生場所 | 宮城県栗原郡若柳町 |
航空機種類 | |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
LOW ALTITUDE OPERATIONS SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (NON-POWERPLANT) |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
MANEUVERING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 回転翼機 |
型式 | ベル 47G4A |
登録記号 | JA7614 |
運航者 | 日本農林ヘリコプター株式会社 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 1979年06月13日 |
概要 | 日本農林ヘリコプター株式会社所属ベル式47G4A型JA7614は、昭和53年7月27日07時20分ごろ、操縦士A及び操縦士Bが搭乗しAが機長となり、宮城県栗原郡若柳町川北字大林の水田に薬剤を散布中、方向操縦が困難となり、上記水田にハードランデングした。機体は中破したが火災は発生しなかった。本事故による人員の死傷はなかった。 |
原因 | 本事故は、当該機が薬剤散布中テールロータギヤボックスからオイルが異常に漏れ枯渇し、同ギヤが摩滅損傷し、エンジンの出力がテールロータブレードに伝達されない状態になったため方向操縦が困難となり、ハードランデングしたことによるものと推定される。なお、オイルの漏えいは、テールロータギヤボックスの輸入前のオーバホールが不完全であったことによるものと推定され、その漏えい量の増加は、オイルの漏れる状態で使用し続けたことによるものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |