報告書番号 | AA2014-2-1 |
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発生年月日 | 2012年11月26日 |
発生場所 | 静岡県富士宮市上空、高度36,000ft(10,900m) |
航空機種類 | 飛行機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
TURBULENCE ENCOUNTER |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 負傷 |
航空機区分 | 大型機 |
型式 | ボーイング式767-300型 |
登録記号 | JA610J |
運航者 | 日本航空株式会社 |
事故等種類 | 機体の動揺による乗客の負傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2014年05月30日 |
概要 | 日本航空株式会社所属ボーイング式767-300型JA610Jは、平成24年11月26日、成田国際空港から上海浦東国際空港(中国)へ向けて高度36,000ft(10,900m)を飛行中の14時54分ごろ、静岡県富士宮市上空において機体が動揺し、離席していた乗客1名が体勢を崩して負傷した。同機は飛行を継続し、同日17時49分、上海浦東国際空港に着陸した。機体に損傷はなかった。 |
原因 | 本事故は、同機が巡航高度の36,000ftを飛行中に大気の擾乱に遭遇し機体が動揺したため、離席していた1名の乗客が姿勢を崩して重傷を負ったものと推定される。 同機が遭遇した擾乱は、発達中の低気圧前面への強い南寄り暖気流入により時間的及び空間的に狭い範囲で発生した大きな鉛直シアーによるものであったことが考えられる。 |
死傷者数 | 1名重傷(乗客) |
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