報告書番号 | AA2011-2-1 |
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発生年月日 | 2009年07月20日 |
発生場所 | 兵庫県但馬飛行場の南東約15km |
航空機種類 | 回転翼機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
CONTROLLED FLIGHT INTO OR TOWARD TERRAIN |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE |
人の死傷 | 死亡 |
航空機区分 | 回転翼航空機 |
型式 | ロビンソン式R44Ⅱ型 |
登録記号 | JA32CT |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | 墜落 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2011年02月25日 |
概要 | 個人所属ロビンソン式R44Ⅱ型JA32CTは、平成21年7月20日(月)、慣熟飛行のため、有視界飛行方式により8時37分美保飛行場を離陸し、但馬飛行場に向け飛行中、消息を絶ち、行方不明となっていたところ、同年8月6日(木)、但馬飛行場の南東約15km付近の東床尾山(ひがしとこのおさん)(標高839.1m)の西側斜面山林に衝突した状態で発見された。 同機には、機長ほか同乗者1名が搭乗していたが、2名とも死亡した。 同機は大破し、火災が発生した。 |
原因 | 本事故は、同機が目的地飛行場へ飛行中、機長が雲のため有視界気象状態を維持することができなくなり、山に接近したことに気付かなかったため、そのまま飛行を続け、山腹に衝突して機体が大破し、機長及び同乗者が死亡したものと推定される。 本事故の発生については、飛行前及び飛行中に十分な気象情報の確認を行わなかったこと、並びに飛行中、雲に覆われた状態で山岳地帯を飛行することが予想された状況で、引き返し又は目的地変更等について安全の確保を優先した判断を行わなかったことが関与したものと考えられる。 |
死傷者数 | 2名死亡(機長及び同乗者) |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |