報告書番号 | AA2010-11-1 |
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発生年月日 | 2009年04月27日 |
発生場所 | 大阪府八尾空港滑走路27付近 |
航空機種類 | 回転翼機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
ABNORMAL RUNWAY CONTACT SYSTEM/COMPONENT FAILURE OR MALFUNCTION (POWERPLANT) ABRUPT MANEUVER |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
APPROACH |
人の死傷 | |
航空機区分 | 回転翼航空機 |
型式 | ロビンソン式R22Beta型(回転翼航空機) |
登録記号 | JA7987 |
運航者 | 大阪航空株式会社 |
事故等種類 | 不時着時機体損傷 |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2010年11月26日 |
概要 | 大阪航空株式会社所属ロビンソン式R22Beta型JA7987は、平成21年4月27日(月)、操縦訓練のため八尾空港を離陸し、空中操作訓練に引き続き同空港においてオートローテーション・パワー・リカバリーの離着陸訓練を実施中、教官である機長は発動機が停止したと判断し、15時32分ごろ同空港の草地に不時着した際、機体を損傷した。 同機には、機長及び訓練生が搭乗していたが、死傷者はいなかった。 同機は中破したが、火災は発生しなかった。 |
原因 | 本事故は、オートローテーション・パワー・リカバリー訓練での進入中、発動機が停止したことから、機長は、訓練生から操縦を替わって接地操作を行ったが、降下率の大きなハードランディングとなったため、機体を損傷したものと推定される。 発動機が停止したことについては、同訓練実施時のスロットルが急激に絞られたことが関与した可能性が考えられる。 ハードランディングとなったことについては、背風成分の存在によりフレアーの効果が不足したこと、及び訓練生がコレクティブを持っていたことにより機長は最善なコレクティブ操作ができなかった可能性が考えられる。 |
死傷者数 | なし |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |