報告書番号 | 2002-6 |
---|---|
発生年月日 | 2002年01月07日 |
発生場所 | 茨城県新治郡新治村 |
航空機種類 | 回転翼機 |
事故等種別の分類 (Occurrence Category) |
FUEL RELATED |
飛行の段階 (Phase of Flight) |
EN ROUTE LANDING |
人の死傷 | |
航空機区分 | 回転翼航空機 |
型式 | ロビンソン式R22Beta型 |
登録記号 | JA7893 |
運航者 | 個人 |
事故等種類 | |
報告書(PDF) | 公表 |
公表年月日 | 2002年07月26日 |
概要 | JA7893は、平成14年1月7日(月)、空輸のため、機長のみが搭乗し秋田空港から筑波ヘリポートに向かっていた。茨城県筑波山付近を飛行中、搭載していた燃料を使い切ったためエンジンが停止し、オートローテーションにより不時着を実施し、接地した後に、横転し、機体を破損した。事故発生時刻は16時34分ごろであった。 搭乗者の死傷 機長 負傷無し 航空機の損壊 機体 大破 火災発生無し |
原因 | 本事故は、同機が飛行中、搭載していた燃料を使い切ったためエンジンが停止し、オートローテーションにより不時着を試みたが、接地後に機体が前方が沈み込み、メインローターが地面やテールコーン後部をたたき、機体が横転して損傷したことによるものと認められる。なお、機体前方が沈み込んだことについては、接地場所がよく耕された畝のある畑であったためと推定される。また、MCP(連続最大出力)で飛行して燃料消費が増加した際、早い段階で目的地を変更するか、もしくは、飛行計画の段階で搭載燃料に対して十分余裕のある着陸地点を選定していれば、事故には至らなかったものと推定される。 |
死傷者数 | |
勧告・意見 | |
情報提供 | |
動画(WMV) |