JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 2002-8
発生年月日 2001年05月19日
発生場所 三重県桑名市播磨付近
航空機種類
航空機区分 回転翼航空機 
型式 アエロスパシアル式AS332L1型 セスナ式172P型
登録記号 JA4201-JA6787
運航者 中日本航空株式会社、中日本航空株式会社
事故等種類
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2002年11月07日
概要 中日本航空株式会社所属アエロスパシアル式AS332L1型JA6787は、平成13年5月19日(土)、訓練飛行のため、名古屋空港を離陸し、民間訓練/試験空域の中部近畿訓練空域1-1を飛行中であった。同社所属セスナ式172P型JA4201も、訓練飛行のため、約10分遅れて名古屋空港を離陸し、同じ訓練空域を飛行中であったが、11時31分ごろ、三重県桑名市上空において両機は衝突し、両機とも墜落した。
JA6787には、教官である機長及び訓練生1名計2名が搭乗していたが、2名とも死亡した。同機は大破し、胴体の墜落地点で火災が発生した。
JA4201には、教官である機長、訓練生及び同乗者2名計4名が搭乗していたが、全員死亡した。同機は大破したが、火災は発生しなかった。
また、地上にいた者1名が軽傷を負った。民家2棟及び車両の全焼とその他の物件の損壊があった。
原因   本事故は、両機が同一訓練空域での訓練飛行を実施中、両機の教官及び訓練生の見張りが不十分であったため、両機が接近し、衝突、墜落し、搭乗者計6名が死亡したことによるものと推定される。
 見張りが不十分であったため相互に視認できなかったことについては、次に掲げる要因が関与したものと推定される。
 (1) 衝突約1分前から両機は衝突コースに入っており、接近する相手機を発見しにくくなっていたこと。
 (2) A機においては、操縦練習の監督者である教官が訓練生の操縦の監視に集中し、外部の見張りが疎かになったこと。また、A機の訓練生も、訓練に集中していたこと。
 (3) B機の教官及び訓練生にとって、外部の見張りには高翼機特有の主翼や窓枠がつくる死角、教官の場合は、それに加えて訓練生によって生じた死角が影響したと考えられること、また、教官及び訓練生とも、特有の死角に対処した適切な見張りの方法をとっていなかった可能性があること。
死傷者数
勧告・意見
情報提供
動画(WMV)
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