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 10月5日備讃瀬戸北航路で,カンボジア籍の貨物船が,引船列のえい航索に衝突,続いて台船に衝突し,貨物船が浸水,沈没しました。同種海難の発生状況をみてみると,平成14〜18年に裁決のあった引船列が関連した衝突海難は49件あり,そのうち,17件(35%)で死傷者(死亡・行方不明6人,負傷18人)が発生しています。また,えい航船は衝突を免れたものの,えい航索又はえい航物件に衝突したものが42件(86%)を占めています。
 衝突したえい航物件29件の内訳をみると,台船17,はしけ6,起重機船2,土運船2,交通船1,いけす1となっており,えい航索に衝突した13件のうち7件が,続いてえい航物件に衝突しています。

  

 
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