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■ 発達した低気圧の通過に伴い海難相次ぐ |
10月は,発達した低気圧に伴う海難が相次ぎました。中でも,6日から8日にかけて本州東岸沖合を急速に発達しながら北上した低気圧により,3件の重大な海難が発生し,多くの尊い命が失われました。さらに,24日には,茨城県鹿島港から荒天避難のため出航中の大型貨物船2隻が乗り揚げました。 |
6日 貨物船ジャイアントステップ乗揚(パナマ船籍 98,587トン 乗組員26人→10人)
6日 漁船第七千代丸乗揚(198トン 乗組員16人→16人)
8日 遊漁船第3明好丸転覆(16トン 乗組員1人,釣客15人→釣客7人)
24日 貨物船オーシャンビクトリー乗揚(中国船籍 88,853トン 乗組員24人)
24日 貨物船エリダエース乗揚(パナマ船籍 85,350トン 乗組員20人) |
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・低気圧の進路(10/6〜8)と海難発生地点 |
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この低気圧は,5日12時に四国沖の秋雨前線上に発生し,台風16号からの湿った暖気と北からの寒気の流入により,6日から8日にかけて本州南岸から太平洋沿岸を発達しながら北上しました。そのため,関東から北海道にかけての太平洋沿岸で風速25m/sを超える暴風となり,海上では波高8mを超える大時化となりました。
・海上警報の発表(関東海域) 10月5日17:35 海上強風警報 6日11:35
海上暴風警報 |
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