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F丸:旅客船 15,188トン 全長189.00m 25人乗組み 旅客152人・車両206台
    関門港新門司区→神戸港
 二等航海士:31歳 三級海技士(航海)免許 海上経験11年
S丸:漁船 4.93トン 登録長11.94m 1人乗組み 漁場(伊予灘)→山口県向島(郷ケ崎)漁港
 
船長:54歳 小型船舶操縦士免許 海上経験39年
発生日時場所:平成17年1月28日21時05分 姫島灯台から088度8.8海里の伊予灘
気象海象:晴 無風 上げ潮の末期

海難の概要 http://www.mlit.go.jp/maia/04saiketsu/18nen/hiroshima/hs1803/17hs086yaku.htm (本海難の裁決書)
F丸は,ほぼ正船首2.5海里にS丸の白・紅2灯を視認し,S丸の速力が遅いので左転すれば同船の前方を通過できると判断,針路を10度左に転じ,甲板手を手動操舵に就けて22.4ノットで東行中,一方,S丸は,左舷船首33度2.5海里にF丸の白・白・緑3灯を視認し,貨物船のようなのでこのままでもF丸の前方を通過できると判断,操舵室後方右舷側に立って自動操舵で北西進中,衝突した。
 
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