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A丸:いか一本釣り漁船 7.9トン 登録長13.16m 1人乗組み 長崎県壱岐島勝本港→同島西方の漁場
 
船長:47歳 小型船舶操縦士免許 海上経験32年 
B丸
:一本釣り漁船 3.4トン 登録長9.98m 1人乗組み 壱岐島半城浦→同島西方の漁場(漂泊して操業中)
 
船長:62歳 小型船舶操縦士免許 海上経験41年 
発生日時場所:平成17年1月17日16時50分 長崎県壱岐島西方沖合
気象海象:晴 北西風 風力3 視界良好 波高2.5mの北西からのうねり 


海難の概要   http://www.mlit.go.jp/maia/04saiketsu/18nen/moji/mj1804/17mj095yaku.htm(本海難の裁決書)
壱岐島西方の漁場に向かうA丸は,高速で航行したため船首部が浮上し,船首方向が約20度の範囲で見通せない状態となった。A丸は,いすに腰をかけたままレーダーで周囲の他船を確認しながら自動操舵で進行中,前路で漂泊して操業していたB丸に気付かずに衝突した。また,B丸は,漂泊して一本釣り漁業に従事中,釣りに専念していて左舷正横付近から接近するA丸に気付かずに衝突した。


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