JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 keibi2009-1
発生年月日 2008年08月29日
事故等種類 衝突(単)
事故等名 貨物船第八熱田丸衝突(桟橋)
発生場所 千葉県千葉港
管轄部署 横浜事務所
人の死傷
船舶種類 貨物船
総トン数 500~1600t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2009年01月30日
概要  第八熱田丸は、平成20年8月28日千葉港コスモ石油(株)千葉製油所にて積荷役後、千葉港4区錨地に仮泊した。翌29日07時25分揚荷役のためニチレキ(株)千葉工場桟橋に向けて抜錨して、08時20分頃桟橋手前で、着桟体制とし、船体姿勢を保持しながら進入したが同時30分桟橋の連絡橋に衝突した。その後、対岸の生浜岸壁に着岸中のバルク船にも接触した。
 当時の天候は、曇り、南西の風、風力1であった。
原因  本件桟橋衝突は、次のことが関与した可能性があると考えられる。
 桟橋への進入速度が強かったため、機関全速後進、スラスター左一杯、左舷錨3節投入したが、思うように減速しなかったこと。
 船尾が左に揺れ始めたのは、浜野川の河川流の影響及び機関後進の影響があったこと。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。