JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2024-4
発生年月日 2023年01月18日
事故等種類 乗揚
事故等名 巡視船えちご乗揚
発生場所 新潟県柏崎市椎谷鼻西北西方沖 椎谷鼻灯台から真方位302°720m付近
管轄部署 仙台事務所
人の死傷
船舶種類 公用船
総トン数 3000~5000t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2024年04月25日
概要  巡視船えちごは、両舷のプロペラ翼角を前後進中立の状態で漂泊中、風及びうねりを受けて圧流され、浅所に乗り揚げた。
 えちごは、両舷プロペラの曲損等を生じた。
原因  本事故は、船橋内における情報の共有が行われていない中、風力5の南西風が吹き、波高約2.0mのうねりがある状況下、本船が、余裕水深が十分に確保されていない海域において、両舷の翼角を前後進中立の状態で漂泊中、航海長が、携帯電話で海上保安部に本件灯台の状況報告を行いながら漂泊を続けたため、椎谷鼻沿岸に拡延する浅所に圧流され、同浅所に乗り揚げたものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。