JSTB 運輸安全委員会

概要

報告書番号 MA2024-2
発生年月日 2023年07月23日
事故等種類 衝突(単)
事故等名 旅客フェリーあおい衝突(ドルフィン)
発生場所 香川県小豆島町坂手港  大角鼻灯台から真方位327°1.6海里付近
管轄部署 広島事務所
人の死傷
船舶種類 旅客船
総トン数 5000~10000t未満
報告書(PDF) 公表
公表年月日 2024年02月29日
概要  旅客フェリーあおいは、離岸操船中、ドルフィンに衝突した。
 あおいは、右舷船尾部外板に凹損を伴う擦過傷を生じ、また、ドルフィンは、海側コンクリートに欠損等を生じた。
原因  本事故は、本船が坂手港を離岸操船中、船首尾の配置を解除し、また、船長以外の船橋配置の乗組員は右舷船尾端と本件岸壁との距離を確認することができず、同距離を報告する乗組員がいない状況下、船長が、機関を微速力前進にかけた際、右舷船尾端と本件岸壁との距離が十分に離れずに左回頭していることに気付かないまま前進したため、右舷船尾端が本件ドルフィンに衝突したものと考えられる。
死傷者数 なし
勧告・意見
情報提供
動画(MP4)

備考
  • ※船舶事故報告書及び船舶インシデント報告書の様式にはそれぞれ下記のまえがきと参考が記載されていますが、平成25年7月公表分より利用者の便宜を考慮して省略しております。

《船舶事故報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶事故に関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故及び事故に伴い発生した被害の原因を究明し、事故の防止及び被害の軽減に寄与することを目的として行われたものであり、事故の責任を問うために行われたものではない。

《船舶インシデント報告書のまえがき》

本報告書の調査は、本件船舶インシデントに関し、運輸安全委員会設置法に基づき、運輸安全委員会により、船舶事故等の防止に寄与することを目的として行われたものであり、本事案の責任を問うために行われたものではない。

《参考》

報告書の本文中「3 分析」に用いる分析の結果を表す用語は、次のとおりとする。

  1. 断定できる場合は「認められる」
  2. 断定できないが、ほぼ間違いない場合は「推定される」
  3. 可能性が高い場合は「考えられる」
  4. 可能性がある場合は「可能性が考えられる」又は「可能性があると考えられる」
  • ※報告書に勧告等が含まれる場合は、勧告・意見欄に文言が表示されます。クリックすると「勧告・意見・安全勧告」ページが表示されます。
  • ※関係行政機関への情報提供がある場合は、情報提供欄に文言が表示されます。クリックすると「関係行政機関への情報提供」ページが表示されます。
  • ※動画がある場合は、動画欄にタイトルが表示されます。