1 2 3 4 5 6 7 8 ページへ
マ イアニュースレター一覧へ戻る

E号 : 貨物船(パナマ籍)85,350トン 全長288.93メートル 乗組員20人 
       石炭162,568トン(満載) 鹿島港→港外避難
       (水先人が途中まできょう導)
  船長:47歳(国籍 フィリピン) 鹿島港には過去2回寄港経験あり
発生日時場所 : 平成18年10月24日15時56分 鹿島港
気象海象  : 雨 北風 風力10 ほぼ高潮時 海上暴風警報発表中 
         鹿島港港外には東北東から有義波高6.8メートル周期10.4秒の波浪が
         押し寄せていた。

海難の概要 (本海難の裁決書)
 E号は,発達中の低気圧の接近による荒天下,鹿島港港外への荒天避難のため,同港沖合に向けて鹿島水路を出航中,強風と波浪等の影響を受けているうち,同水路西側の浅所域に入って船底が海底に接触し,操船が困難となった。その結果,E号は,船首倉などに破口を伴う凹損を生じ,乗組員は,海上保安庁のヘリコプターにより,全員救助された。

前のページへ 次のページへ

海難審判庁ホームページのトップへ戻る