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日本の海上輸送の現状 〜日本は全世界海上輸送量の7分の1を占める
 わが国は,国民生活や経済活動に必要な物資の多くを海外に依存しており,貿易量は輸出入を合わせて年間9億5千万トンを超えています。これらのうち99.7%が船舶によることから,海上輸送は,貿易の主役を担い,全世界の海上輸送量約67億トン(平成17年)の,7分の1を占めています。
 全世界では,経済活動に従事している総トン数100トン以上の船舶(内航船を含む商船)が約92,000隻あり,日本は,隻数において第1位の6,842隻で,第2位は4隻差のパナマで6,838隻となっています。しかし,平均総トン数では,日本籍が1,800トン程度なのに対し,リベリア,パナマ籍は2万トンを超えていて大型船が多いことがわかります。(平成17年12月31日現在)

  わが国の外航輸送(総トン数2,000トン以上)は,日本籍船95隻と,日本企業が用船した外国籍船2,128隻とによって輸出入合計約5億7千万トンを輸送しています。用船の船籍別内訳は,パナマ籍1,563隻,リベリア籍109隻,中国香港籍97隻などとなっています。(平成18年6月30日現在)
  また,内航船6,117隻が,約4億3千万トンの国内輸送を担っています。(平成18年3月31日現在)

(国土交通省海事局及び日本船主協会資料による。)

 
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