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S丸:油送船 49,704トン 全長237.65m 21人乗組み 原油93,000キロリットル
喜入港→水島港 (進路警戒船を配備 水先人なし)
船長:51歳 一級海技士(航海)免許 海上経験36年
M丸:貨物船 466トン 4人乗組み 全長49.30m 砕石1,100トン 兵庫県家島港→神戸港第4区
船長:51歳 五級海技士(航海)免許 海上経験36年
一等航海士:23歳 五級海技士(航海)免許 海上経験6年
発生日時場所:平成14年1月16日05時47分 明石海峡航路東口
気象海象:雨 無風 視程1.5海里 上げ潮の中央期 東流1ノット |
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海難の概要 |
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明石海峡航路を東行して同航路東口から出たM丸が,同航路東口に向けて西行する巨大船S丸に気付かず,航路を出た後,神戸港に向けて左転した。間もなく,M丸は, S丸の進路警戒船からサーチライトの照射を受けたが,その意味が分からずに進行中,間近に迫ったS丸の左舷灯を視認して,とっさに右舵一杯としたところ, S丸の船首に向けて進出することになり,衝突した。
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明石海峡航路東口における航法指導 |
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総トン数5,000トン以上の船舶に対して次の航法指導が行われています。 |
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航路に入航しようとする船舶は,明石海峡航路東方灯浮標を左舷側に見て航過し,航路に向かうこと。
航路を出航して神戸港又は大阪湾方面に向かう船舶は,同灯浮標を左舷側に見て航過すること。
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