〜こんなタイプもあります〜
赤外線センサー式のものは,LPG船の例のように操舵室後部の配電盤に取り付けられているタイプや,操舵室前部の天井などに取り付けているタイプのもの(写真左・下図)があります。当初は,電源スイッチが設けられていたため,スイッチを切っている船もありました。最近のものは,機関の操縦ハンドルを前進に入れた場合や,自動操舵に切換えたときに,自動的に電源が入るようになっており,乗組員が勝手に電源を切ることができないようになっています。
また,乗組員の高齢化対策として,万一,当直者の体調が急変して倒れたときなどのために,床上の低い位置に非常ボタン(写真右)が取り付けられているものもあります。 |
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