海難の概要
 S丸船長は,単独当直で徳山下松港に向けて航行中,接近する他船がいなかったことから安心し,また,ここ数日間の入出港の連続する短時間の航海が続いていたため,疲労と睡眠不足から居眠りに陥り,護岸に衝突して民家を損壊した。赤外線センサー式の居眠り防止措置を使用していたが,ブザーが鳴らなかった。
 
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