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(ケミカルタンカーS丸油送船H丸衝突事件から) |
発生日時 |
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平成13年5月23日12時43分 |
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発生場所 |
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宮城県金華山南方沖合 |
気象等 |
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霧,視程約100m |
S丸 |
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495トン 6人乗組み 全長67m トルエン等620トン積 |
H丸 |
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411トン 5人乗組み 全長58m 魚油656トン積 |
損傷 |
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S丸 船首部に小破口及び亀裂を伴う凹損 |
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H丸 右舷中央部に大破口を生じ浸水して自力航行不能 |
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海難の概要 |
視程100m以下の視界制限状態において,宮城県金華山南方沖を北上中のS丸,同海域を南下中のH丸ともに霧中信号を行わず,かつ,安全な速力とせずに全速力で進行中,S丸の船首とH丸の右舷中央部とが衝突した。なお,H丸は船長が在橋していなかった。 |
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海難原因 |
S丸:航法不遵守(視界制限状態における運航が適切でなかった。)<海上衝突予防法第19条>
H丸:航法不遵守(視界制限状態における運航が適切でなかった。)<海上衝突予防法第19条>
服務に関する指揮・監督の不適切(船長が視界制限状態となったときの報告について当直者に指示をしなかったこと,及び当直者が視界制限状態となったことを船長に報告しなかったこと。) |
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