1 平成15年に海難審判理事所が海難と認めて立件した件数は5,922件(6,943隻)で、前年に比べ551件(717隻)の減少となっています。
 


過去5年間の発生件数の推移(平成11〜15年)
 
(1) 船種別で最も多い貨物船は2,158隻で、前年に比べ335隻の減少、次いで多い漁船は1,390隻で、前年に比べ18隻の減少となっています。なお、この2船種が全体の51%を占めています。
(2) プレジャーボート関連の海難は331件(379隻)で、前年に比べ33件(19隻)の減少となっています。
     


平成15年プレジャーボートの事件種類別の状況


平成15年プレジャーボートの用途別の状況
     
2 海難に伴う死亡・行方不明者数は240人で負傷者数が365人の合計605人となり、前年に比べ36人の減少となっています。死亡・行方不明者数は、前年に比べ7人の増加となっていますが、このうち、漁船が120人(前年比5人減)で最も多く、次いでプレジャーボートが66人(前年比13人増)となっています。
 
 

平成15年船種別死亡・行方不明者数


平成15年船種別負傷者数
3 各地方海難審判理事所は995件のべ1,923人の面接調査を行い、各地方海難審判庁に対し723件の審判開始の申立を行いました。
  
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