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我が国沿岸海域における外国船の海難は、毎年200件弱発生しており、ここ数年横ばいの傾向を示しています。 そのうち、乗揚海難は、外国船海難全体の約15%にあたる20〜30件の発生となっています。 |
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平成13年〜同15年に海難審判理事所が認知した外国船が関連した海難のうち、乗揚海難72件(72隻)の国籍別の状況は、パナマが最も多く、次いで韓国となっています。 | ||
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平成13年〜同15年における乗揚海難の発生場所を見ると、全体72件のうち、瀬戸内海が29件と4割を占めており、船舶が輻輳する狭い水道及び海峡並びに瀬戸内の重化学工業地帯の港付近で多発しています。 特に、乗揚海難の多発している瀬戸内海の発生場所は、次図のとおりです。 |
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※青で示した点は後述の事例分析で紹介している事件の発生場所です。 |
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