昨年11月20日から21日韓国ソウル市において、高等海難審判庁長官以下3名が出席して、韓国中央海洋安全審判院と海難調査協力にかかわる二国間会議が開催されました。 会議の概要は次のとおりです。 |
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○ 出席者 [日本側] 米田裕高等海難審判庁長官、伊藤海難審判理事所長、山本高等海難審判庁審判官、川俣海難審判理事所調査課長 計4名 [韓国側] 李甲淑(リー・ギャプソック)中央海洋安全審判院長、呉(オウ)首席調査官、李(リー)上席審判官、朴(パク)上席調査官 計4名 |
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○ 会議の目的 日韓における相互協力の更なる推進及びアジア地域における新たな調査体制の構築 |
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○ 会議において確認された事項 ・ アジア地域の海難調査協力体制構築に向け、できるだけ実際的な方法で共同着手 ・ 海難の地域情報システムの構築を検討 インターネットによる日韓海難情報システムの構築 インターネットによるアジア地域海難情報システムの構築 ・ 相互理解を深めるため、できるだけ早い機会に調査官の相互交流を実施 ・ 懸案事項の解決のため、年1回日本と韓国交互に実務者会議を開催 ・ 共同国際セミナーが両機関の相互協力の促進及び調査官の訓練に有益であるとの認識のもと、両機関は同セミナーの詳細を検討 ・ 調査官の重大海難に対する想定模擬調査訓練の重要性を認識し、同訓練の早期実施に協力 |
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← 協力文書に署名後、握手する米田長官と李委員長 | |||
中央海洋審判院の審判廷 → | ![]() |
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